ta-ka1980’s diary

きのむくままに

悪魔男

永井豪原作「デビルマン」のアニメ版(Netflix)を一気に見てみて。

ツッコミどころは沢山あるものの、良く題材になる『人間とは?正常とは?普通とは?』+『愛と孤独』が主人公の明と了を通して分かりやすく描かれていたと思う。
まるで、”バットマン”と”ジョーカー”のように。

最近、Netflixで様々なアニメを見ているが、この手の題材を扱った沢山のアニメを見ればみるほど、「攻殻機動隊」の”でき”が抜きんでて良いなと思う。

正直、あそこまでストーリーの巧みさとキャラクターがハマっているアニメを、見たことがない。
唯一、宮崎駿監督作「未来少年コナン」が、匹敵するかな。
アニメではないのだけど、漫画版「風の谷のナウシカ」は、若干「攻殻機動隊」を凌駕してると思う。
個人的に、後世に残したい漫画No.1。

アニメは、「攻殻機動隊」が1番かな。

話を「デビルマン」に戻すと、やはり1番鮮烈に記憶されるのが、終わり近くの火祭り(串刺し)のシーン。
これは凄いね。
映画「セブン」で、終わり近くに届けられた箱をブラピが開けた時と同じくらいの衝撃だった。

だから、明の怒りとブラピの怒りは分かる気がする。
文明社会の善悪と言うよりは、原始的な善悪に基づく感情は、分かるとか分からないでは片付かない。
人間が人間を超えないと難しい。
仏の世界。

あくまで個人的な感覚になるのですが、これら(セブン除く)の作品には、どこか仏教的感覚を感じる。

最近のアニメで、それを強く感じたのが、現在実写化で話題の「鋼の錬金術師」。

舞台は、中世ヨーロッパ風になってるけど。
仏教感が根底に流れてる。
この作品も、全てNetflix
仮眠を取りながら、2日間で全話見たほどハマった。

なんかNetflix万歳!
みたいになってしまいましたが、永井豪作品では「マジンガーZ」ですかね。
デビルマン」は、「エヴァンゲリオン」以上に大人なアニメでした。

でも、個人的に後味は悪くなかったです。

ご興味の方は、時間がある時に一気に見てみてください。

あと、オススメのアニメや漫画がありましたら、教えて頂けると嬉しいです!

 

私のオススメは、「ふしぎの海のナディア